ハクロプレシジョンと白鷺城・修理の歴史

 

     
  ハクロプレシジョンの由来―白鷺城』です。こんにちはー!
今日も白鷺城やハクロプレシジョンについて、色々とお話させていただきますね。よろしくお願いします!
今日は、白鷺城の修理についてお話しますね。
白鷺城は、昭和と平成の二度修理が施されています。この「昭和の大修理」によって、白鷺城は「50年は保つ」といわれていたんですが、大修理から45年が経過して漆喰や木材の劣化が進んだため、大天守の白漆喰の塗り替え・瓦の葺き替え・耐震補強を重点とした補修工事が現在進行形で行われています。2009年(平成21年)度着工、2014年(平成26年)度竣工予定なのだとか。事業費は28億円(素屋根工事費 12億6千万円、補修工事費 15億4千万円)と見積もられているみたいですよ。すごい額ですね。施工は鹿島建設・神崎組・立建設JV。予定期間は2009年6月27日から2015年3月18日。工事名称は「国宝姫路城大天守保存修理工事」とされているそうです。
昭和の大修理のような大規模解体修理ではないため、工期中も工事や安全に支障がない範囲で大天守内部と周辺の公開は続けられているそうです。大天守を覆う素屋根は徐々に設置されるため進み具合で見え方は異なるそうなんですが、2010年(平成22年)春頃までは大天守の外観を見る事ができ、大天守からの展望や外観の展望が完全に望めなくなるのは2011年(平成23年)春頃から。工期中は「天空の白鷺」と名付けられた天守を覆っている素屋根の施設から修復作業を見学できるみたいですよ。修復作業見学室に入るには、通常の入城料金(大人600円)とは別に上乗せ料金200円程度を徴収することを姫路市が検討していたんですが、工期中の入城料は大人400円・子供100円に減額され、見学希望者は減額された料金に見学施設の入場料(大人200円・子供100円)を加えることで決着したそうです。また大修理のことを知らずに旅行で日本を訪れ、現地で大天守に登ることができないことを知り落胆する外国人観光客が後を絶たないとも報じられているのだとか。
修復作業見学室、せっかくなので入ってみたいですねー。修理されてどんなふうになるのか、とても楽しみです。
それでは今日はこの辺で。白鷺城とハクロプレシジョンについて、また次回もお話させていただきますね!

 
     


記:2011年8月18日


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